この度、本法寺では、本法寺に格護されている、御開山久遠成院日親上人「曼荼羅本尊」、重要文化財の長谷川等伯筆「佛大涅槃図」、伝狩野正信筆「日親上人肖像」の三幅を復刻いたしました。
　この企画は、本法寺の事業の一つとして、理事・評議員総会で承認され、実行に移されたものです。

　復刻にあたっては、株式会社プリカに協力を仰ぎ、高解像度デジタル処理による正確な色調調整およびカラーマネジメント、高耐候性高精細インクジェットによる風合いを活かした布地への出力など、同社の技術が遺憾なく発揮され、復刻版として素晴らしい仕上がりとなっております。また、製品の仕上げに関しては 文化財修理 株式会社光影堂の監修を得ました。

　三幅いずれも桐箱入りで、桐箱には当山貫首瀬川日照直筆の箱書きをいたします。

　尚、収益は、本法寺の目的に沿い、その資金として本山の伽藍・宝物の修復・護持に活用させていただきます。

　復刻版掛軸をご希望の方は直接本法寺へご連絡下さい。